【辺野古問題取材班】名護市辺野古の新基地建設を巡り7日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「県民大行動」が開かれた。北風が吹き、冷たい雨が降る中、県民をはじめ全国から約750人が集まり基地建設阻止を訴えた。

太平洋戦争が開戦した12月8日に合わせ、毎年沖縄を訪れる「オキナワ平和の旅」(主催・自治労)の一行約150人も集会に参加。

初めて来県した横浜市の町中純子さん(44)は「街の真ん中にある普天間飛行場を見て驚いた。沖縄県民は苦悩と葛藤の中で生活を余儀なくされていることを知った。横浜に帰ったら沖縄の現状を伝えたい」と話した。

「第3回障がい者辺野古のつどい」も開かれ、参加者らは時折、白い息を吐きながら「なかなか健常者と同じように辺野古には来られないが、基地建設反対の気持ちは同じ」などと平和への思いを訴えた。

渡嘉敷綏秀実行委員長(68)は「障がい者を極めて厳しい状況下に置く戦争は人の命を奪うだけでなく、多くの障がい者を生み出す。戦争につながる辺野古の基地建設を日米両政府が諦めるまで集会を開催していく」と声を上げた

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