米フロリダ州の米空軍基地で発砲者含め4名が死亡した銃撃事件は、サウジアラビア空軍関係者が関与していることが分かった。同州ロン・デサンティス知事がABCテレビの取材に応えた。
サウジアラビア空軍関係者は訓練で米国に滞在中だった。捜査担当は本件がテロと関りがあるかどうか調べている。
12月6日フロリダ州米空軍基地で銃撃が発生。発砲者1名とその犠牲となった3名、計4名が死亡した。
これで今週すでに軍事施設での発砲事件は2件目。これより前、ハワイ州パールハーバー・ヒッカムの海軍・空軍統合基地でも発砲があった。
https://jp.sputniknews.com/incidents/201912076901728/
米フロリダ州ペンサコラの海軍航空基地で6日に発生し3人が死亡した銃撃事件で、容疑者であるサウジアラビア軍訓練生が事前に犯行声明をツイッターに投稿し、米国を「悪の国家」と非難していた可能性が浮上した。
事件は同基地の教育棟で発生し、3人が死亡、8人が負傷。負傷者のうち2人は、現場に急行した警察官だった。銃撃犯は警察に射殺された。
フロリダ州のロン・デサンティス知事は、銃撃犯はサウジアラビア出身であることを明らかにした。
イスラム過激派のプロパガンダメディアを監視する米民間情報機関「SITEインテリジェンス・グループ」は、銃撃犯をムハンマド・シャムラニ容疑者と特定。
シャムラニ容疑者は短い犯行声明をツイッターに投稿し、「私は悪に立ち向かう。米国は悪の国家と化している」と主張していたという。
シャムラニ容疑者はさらに、「あなたたちが米国人というだけの理由で刃向かう訳ではない。自由であるところは嫌いではないが、
あなたたちが日々、ムスリムだけではなく人道に反する罪を支持し、資金を提供し、その罪を犯しているところは嫌いだ」と記していたという。
https://www.afpbb.com/articles/-/3258501