昨年のはしかによる死者、前年比増の14万人、大半が5歳未満 WHO
https://www.cnn.co.jp/world/35146495.html
世界各国ではしかの症例が急増を続ける中、昨年のはしかによる死者が前年を上回り、世界で14万人を超えていたことが、
米疾病対策センター(CDC)と世界保健機関(WHO)が5日に発表した報告書で明らかになった。
WHOによると、死者のほとんどは5歳未満の子どもが占めている。はしかに関連した2017年の死者は推定11万人だった。
はしかのウイルス感染を防ぐための予防接種は、世界中のほぼ全地域で滞りを見せている。
ユニセフの専門家は、「安全で安価なワクチンが何十年も前から存在しており、2019年にこのような状況に陥るはずではなかった」と述べ、
所得レベルに関係なくさまざまな国で流行が起きていると指摘した。
もしも予防接種が徹底されていれば、2000〜2018年の間に約2320万人の死を回避できていたはずだと報告書は推定している。
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