長さ4メートルほどのさおの先につけたちょうちんを子どもたちが激しくぶつけ合う伝統行事が、栃木県野木町の神社で3日夜行われました。

栃木県野木町にある野木神社に伝わるこの伝統行事は、「ちょうちんもみ」と呼ばれていて、3日夜は小中学生などおよそ60人が参加しました。
使うのは、長さおよそ4メートルの竹ざおの先に付けたちょうちんで、火をともして激しくぶつけ合います。
神様を早く自分の村に迎えようと、若者たちが激しくもみ合ったことから始まったとされ、子どもたちは大きな声を出しながらさおのしなる勢いを使って相
手のちょうちんを壊すなどしていました。
茨城県古河市から姉妹で参加した中学2年生の女の子は「手が痛くなりましたが、やっているうちに本気になって楽しかったです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20191204/1090005991.html