ことし7月、千葉県松戸市の住宅で66歳の母親を殺害した疑いで逮捕された38歳の長男について、検察庁は精神鑑定の結果、刑事責任を問えないとして
不起訴にしました。
ことし7月千葉県松戸市の住宅で、この家に住む66歳の女性が首を刃物で切られて殺害され、神職の38歳の長男が殺人の疑いで逮捕されました。
千葉地方検察庁松戸支部は長男の刑事責任能力を調べるため、およそ3か月にわたって専門家による精神鑑定を行いました。
その結果、事件当時は善悪を判断する能力が失われた心神喪失の状態で刑事責任を問えないとして、29日付けで不起訴にしました。
また、検察庁は、医療観察法に基づき適切な治療を受けさせるため、医療施設に入院させる申し立てを裁判所に行いました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191129/1000040879.html