大阪ガスは29日、吉本興業と提携し、お笑い動画配信サービスと電気料金をセットにした新プランを発表した。関西電力の電気料金と、
この動画配信サービスの年会費を合算した場合と比べ、標準的な4人家族で年5600円程度割安になるとしている。
電気とガスの小売り全面自由化で業種と地域をまたいだ販売競争が進む中、特色あるプランで顧客獲得を目指す。
プラン名は「ウィズよしもとプラン」で同日に受け付けを始めた。契約すると、通常は年会費4980円で見放題となる
動画配信サービス「大阪チャンネル」が利用できる。吉本興業の劇場公演が1年間見放題になる抽選も設けた。
中部電力と共同で設立し、首都圏で販売するCDエナジーダイレクト(東京)も同様のプランを開始した。
東京都内で29日開いた発表会には、お笑いトリオ「ロバート」ら吉本興業の芸人が参加し、プランの魅力を訴えた。
大阪ガスはアマゾンジャパンと連携した料金プランも展開するなど、こうしたセット販売に力を入れている。
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