サムスン電子、インテルからの委託生産量が増加
https://japanese.joins.com/JArticle/260047
パソコンやサーバーの頭脳の役割をする中央処理装置(CPU)市場で
ライバルのAMDの攻勢を受けているインテルが、今年に入ってサムスン電子への
委託生産(ファウンドリー)量を増やしたことが分かった。インテルは主力の
CPUの生産能力拡充に注力し、CPU以外のロジックチップは委託生産を増やす考えだ。
部品業界によると、インテルは独自のCPU生産量を確保するため、台湾のTSMC、
サムスン電子ファウンドリー事業部、グローバルファウンドリーズ(GF)などに
CPUを除いた半導体の委託生産量を増やしている。これら企業は
世界半導体委託生産市場で1-3位だ。
最近、ヒューレットパッカード(HP)やレノボなどパソコン製造会社は
インテルのCPU納品量不足を相次いで批判した。インテルは20日、
ミッシェル・ジョンストン ホルトハウス副社長の名前で謝罪文を発表し、
「自社で生産中の品目のうちCPUを除いた他の製品はファウンドリーの利用を増やし、
CPUを生産できる生産施設を追加で確保する」と明らかにした。
インテルはこの数年間、設備投資が減少し、市場が期待するほどの
CPUを生産できていない。現在インテルのCPU主力工程は14ナノメートル(nm)で、
AMDが生産を委託した台湾TSMCの7ナノ工程に比べて遅れている。
微細工程が高度化するほどチップが小さくなり発熱量が減るが、
AMDはTSMCの7ナノ工程を選択し、自社の慢性的な弱点である発熱問題で
画期的な発展を遂げた。韓国でもAMDは今年7-9月期から組み立てパソコン内のシェアが
過半を占め、インテルを上回っている。
(以下、ソース参照)