トランプ指名の韓国系アメリカ人高官、経歴を盛りすぎていると話題


米TV「NBCニュース」は11月13日、「トランプ政権の高官が履歴書の職務経歴で人を欺くような
主張をしていた」と報じている。

同報道によれば、その高官はミナ・チャンという韓国系アメリカ人で、
「紛争安定化司令部の国務副次官補であるチャンは、学歴だけでなく、過去の非営利での活動も
粉飾している」という。

米紙「ワシントンポスト」によれば、4月にトランプによって任命されて国務省の高官になった
35歳のチャンは、TV番組のインタビューに登場し、自分が米誌「タイム」の表紙になったとする
“証拠の表紙写真”を捏造して紹介していたという。

同紙は、「タイム誌のカバーは、彼女が行なった数々の捏造のひとつに過ぎない」とし、
彼女が主張しているハーバード大学大学院経営学研究科を卒業したという学歴も、
共和党と民主党の全国大会でスピーチしたという経歴も、彼女がやっていたNPOの活動規模も、
すべて嘘だったと指摘する。

それだけではない。陸軍士官学校を卒業していなかったり、卒業したとする別の大学が認可された
学校でなかったりと、プロフィールが無茶苦茶だった。

何もかもが嘘だったということを鑑みると、もはや詐欺師のようなレベルだと言える。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191116-00000003-courrier-int

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米政府高官のミナ・チャンPhoto: EuropaNewswire / Gado / Getty Images