(社説)日韓情報協定 文政権は破棄の撤回を


 日本と韓国の両政府とも、国民の安全の確保に役立つと考えている。その大切な防衛協力をなぜ、捨て去るのか。
(中略)

いま双方に求められるのは、自己主張への頑迷な固執ではなく、安保・経済両面での不毛な傷つけ合いを
止めるための良識ある外交である。

米長官はきのう、在韓米軍駐留経費の増額にも言及した。韓国側は今年負担を増やしたが、米国は来年分
として現行額の5倍を要求したとされる。
トランプ政権の同盟軽視こそが、米国主導の国際秩序を脅かす要因になっている。

不当な米国の態度は本来、日韓が肩を並べて対処していい問題だ。
日米韓のいずれもが、冷静さを取り戻さねばならない。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14258582.html