「触れる」「聞こえる」3Dホログラムを開発 英大学
https://www.afpbb.com/articles/-/3254723
歩いたり話したりするホログラムは、映画「スター・ウォーズ」シリーズの一場面で
レイア姫の姿が魔法のように生き生きと再現されて以降、SF映画ではお馴染みとなっている。
英国の科学者チームが今回、さらに現実的な3Dホログラムを生成することが可能だとする研究結果を発表した。
昆虫のチョウや地球、絵文字などを映し出すこのホログラムは仮想現実システムを必要とせず、肉眼で見たり、聞いたり、触れたりできるという。
英サセックス大学の研究チームが英科学誌ネイチャーに発表した論文によると、
現在使用されている技術で生成可能な3D映像は動きが遅くて持続時間が短く、
「最も重要なことに、触覚や聴覚に作用するコンテンツの生成が不可能な動作原理に依存している」という。
研究チームはこれらを改善するため、「MATD」と呼ばれる技術の試作品を製作した。
この技術を使うと、視覚、聴覚、触覚に作用するコンテンツを同時に生成できるという。
(略)