https://www.sankei.com/economy/news/191114/ecn1911140040-n1.html
https://www.sankei.com/images/news/191114/ecn1911140040-p1.jpg
JR東日本は16日、品川−田町間に来春開業する新駅「高輪ゲートウェイ駅」建設に向け大規模な線路切り替え工事を行い、東京都心部を一周する山手線が3分の1の区間で始発から運休する。
昭和62年のJR東発足以降、大規模工事による山手線運休は初。影響は約56万人に及ぶ見通し。
山手線は大崎−東京−上野間が始発から午後4時ごろまで内・外回りとも運休。反対側の大崎−新宿−上野間で通常の7割程度の本数になる。京浜東北線の品川−田町間も終日運休する。
他社線は振り替え輸送を行い、JRも上野東京ライン、埼京線、りんかい線を増発する。運休区間には新幹線が発着する上野、東京、品川各駅があり、週末の土曜に長距離移動する利用客にも影響が出そうだ。
工事は15日の終電後から17日始発までを予定。悪天候などで工事ができない場合は12月に延期する。専用電話窓口は050(2016)1620。15日は午前9時、16日は午前4時からいずれも翌日の午前1時まで対応する。