日大危険タックル、前監督・前コーチら不起訴へ(読売新聞オンライン)
日本大アメリカンフットボール部の危険タックル事件で、東京地検立川支部が近く、傷害容疑で書類送検
された同部の男子選手(21)のほか、内田正人・前監督(64)、井上奨(つとむ)・前コーチ(30)の2人を不
起訴とする方針を固めたことが関係者の話でわかった。
男子選手は、タックルでけがを負った相手と示談が成立しており、起訴猶予とする見通し。前監督と前コー
チについては、危険なタックルを指示したとはいえないとして嫌疑不十分とするとみられる。
男子選手は昨年5月、東京都調布市で行われた関西学院大との定期戦で、パスを投げ終えて無防備な
相手選手にタックルし、ひざなどにけがを負わせた。
男子選手は試合の約2週間後の記者会見で、前監督と前コーチから反則行為を指示されたと説明した。
しかし、警視庁は、関係者への事情聴取や試合映像の解析などを進めた結果、前監督ら2人からの明確な
指示はなかったと判断。今年2月、男子選手を傷害容疑で書類送検する一方、前監督ら2人については、起
訴を求めないとの内容の捜査書類を同支部に送付していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191114-00050296-yom-soci