EUが輸入規制緩和 福島・宮城などの農産物
欧州連合(EU)は14日、東京電力福島第1原発事故以来実施してきた福島県や宮城県などの被災地とその周辺の農林水産物や食品に対する輸入規制を緩和した。
安全性を認められ、輸入の際に求められていた放射性物質検査証明書の提出が必要なくなった。
対象は福島県の大豆、ゼンマイなど山菜の一部、宮城、群馬、茨城各県の水産物、長野、新潟両県のキノコ類など。
岩手、千葉、栃木の3県についてはすべての食品で放射性物質検査が不要となった。
一方、福島県産の水産物の一部や山形県のキノコ類などへの規制は残る。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111401080&g=soc