14日午前、坂出市の食用油を製造する会社の事業所で家畜用の飼料を保存する倉庫が爆発して、近くで溶接作業を行っていた男性2人がけがをし、警察が
爆発の原因を詳しく調べています。
14日午前11時半ごろ食用油の製造会社、Jーオイルミルズの坂出市入船町の事業所で高さおよそ25メートルの「サイロ」と呼ばれる倉庫が爆発しまし
た。
消防が消火活動にあたり、火はおよそ2時間半後に消し止められましたがこの爆発で近くで溶接作業をしていた男性3人が救急搬送され、このうち2人がけ
がをしました。
警察によりますと、2人のうち1人が足を骨折するなど重傷ですが、いずれも意識はあり命に別状はないということです。
会社によりますと倉庫にはトウモロコシを家畜の飼料用として保存していて爆発が起きた当時は併設する運搬用のエレベーターを補強する工事の一環で溶接
作業が行われていたということです。
現場はJR坂出駅から北におよそ1.2キロの企業の倉庫や大型の店舗が密集する地域で、近くのホームセンターの店員は「大きな音が鳴ったので見たら鉄
骨が倒れていて、時間差で爆発が起きました。炎と一緒に煙が上がり花火の大きい音のような爆発音が鳴りました。周りの人も驚いていました」と話してい
ました。
警察では溶接作業中に何らかの原因で爆発が起きたものとみて原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20191114/8030005163.html