【GI血ェック】マイルCS

過去3年が1分33秒台での決着。以前に比べると速いタイムを要求されなくなった。先週のエリザベス女王杯は、長くいい脚を使ったラッキーライラックが2分14秒1(芝2200メートル)でV。
これを踏まえても、一瞬の切れ味よりも、長くいい脚を使うタイプがこの時期の京都に合う。

 ディープインパクト産駒は当然、上位争いの有力候補だが、少し旬を過ぎた感もある。2015年優勝のモーリスを出したスクリーンヒーローの産駒に注目してみたい。

 グァンチャーレ、クリノガウディーの2頭は、ともに母の父がディアブロで配合は同じ。ディアブロはタイキシャトルと同じデヴィルズバッグの産駒なので、血統の質は悪くない。
今回は、母系にNZT4歳Sを勝ったヴァイスシーダーなどがいるグァンチャーレを上位にみる。安田記念は時計が速すぎたが、粘り強く、長くいい脚を使えるので、1分33秒台の決着になればチャンスは十分だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000514-sanspo-horse