最強と中国拳法らしさを目指す散打大会、ジャーマン決める強者出現も宗師苦言

https://efight.jp/wp-content/uploads/2019/11/0397.jpg

佐藤は試合後「投げ技に拘った理由は、程派八卦掌に打撃の技がほとんどないからです。
一応、蹴りが一種と掌根を打ち付ける技が一種あるにはあるのですが、掌根を打ち付ける技は練度が足りず使えませんでした。
僕の師匠は打撃も出来るのですが、僕はまだ鍛錬不足のため投げ技しか使えないんですよね。
またこういった大会に出ることがあれば、その時までに打撃も使えるよう程派八卦掌以外の技術も学んでおきたいと思っています。
決勝では頑張って蹴ったり殴ったりしたのですが、もう全然人を殴ったり蹴ったりする練習をしたことがなかったので、
ぐちゃぐちゃになってしまいました」とコメントした。


廣瀬宗師は優勝した佐藤について「空手も中国拳法も型があってこそ。それがなければただの格闘技です。
今回はバックドロップやレスリングのタックルなどもありましたが、この大会は中国拳法の修行者に限った中国拳法のNo.1を決める大会。
投げは反則とは言わないがレスリングの技ではなく中国拳法の投げ技、そして打撃で中国拳法らしく勝負してほしかった。
5月の交流大会はどんな競技選手でも参加は可能ですが今回は中国拳法に限った大会なのであえて苦言を呈しました」と
決勝で打撃を出すように求めた理由と合わせて語った
https://efight.jp/news-20191112_370099