第65回西宮市中学校連合体育大会(中連体)が7日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市甲子園町)で開かれ、市立中20校と西宮養護学校の生徒計約1万1
千人が参加した。各校の代表が競ったリレーや、ダンス、組み体操もあり、生徒たちが日頃の成果を大舞台で披露した。
各校の体育大会とは別に行われる中連体は、1952(昭和27)年の第2回から甲子園球場でほぼ毎年開催。しかし、来年は東京五輪・パラリンピック
でプロ野球の日程終了が遅くなり、球場が利用できる時期が期末考査と重なることなどから、中止が決まっている。
開会式では、甲武中3年の松本雄太さんが「中連体の歴史に新たな時代の一歩を残せるよう、生き生きと演技することを誓います」と選手宣誓。組み体操
では、5段タワーは2段に、ピラミッドも1段下げて4段とするなど、今年から重大事故防止のために安全策がとられた。スタンドでは、各校吹奏楽部によ
る合同演奏が会場を盛り上げたほか、人文字を作ってエールを送る学校もあった。
一方、市立小学校の6年生が集まる市立小学校連合体育大会(小連体)も5日に同球場であり、来年は11月中旬以降に開く見込み。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201911/0012858358.shtml