神戸市の神戸港で10月、神戸税関などがコンテナからコカイン約400キロ(末端価格80億円相当)を発見し、押収していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。
8月に愛知県豊橋市の三河港で船舶から見つかった約177キロを上回り、国内最多の押収量という。
捜査関係者によると、コカインは海外から船で運び込まれたとみられる。運搬経路の途中で取り出し損ねたものが神戸港にたどり着いた可能性もあるとしている。
税関は兵庫県警と連携し、密輸組織が関与したとみて調べている。
捜査関係者は「コカインは外国人の使用者が多かったが、近年は国内でも広まりつつある」と指摘している。
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