「交通死亡事故多発警報」が発令されている中、死亡事故が相次ぎました。きのう5日、長野県立科町と佐久穂町で事故があり、あわせて2人が死亡しました。
県内では、先月29日からきのうまでの8日間で死亡事故が6件、7人の死者が出ています。
昨夜、立科町の県道交差点で、原付バイクと軽乗用車が衝突し、原付バイクを運転していた間ヶ部栄一さん(64歳)が死亡しました。
軽乗用車を運転していた公務員の女性(23歳)にけがはありませんでした。現場は信号機のない交差点で、軽乗用車側の道路には、一時停止の標識がありました。
また、きのう午後1時すぎ、佐久穂町の国道141号線で車同士の衝突事故があり、佐久市臼田の彫刻家、若林盛治さん(83歳)が、きょう昼前、死亡しました。
県内では、おとといまでの1週間で4件(5人死亡)の死亡事故が発生し、県は「死亡事故多発警報」を発令したばかりでした。
警報発令を受け、長野市ではけさ、「緊急の街頭啓発」が行われ、地元の中学生も参加して、ドライバーに注意を呼びかけました。
長野中央警察署交通ニ課・小林博課長:
「ドライバーの皆さんには、速度を抑えたゆとりある運転をしていただきたい」
特にこれからは日の入りが早くなるため、早めのライトの点灯や歩行者には反射材の着用を呼びかけています。
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