「バイク保険」加入率はまだ4割 自賠責保険だけでは足りない理由を解説

2019/11/03

現在バイクに乗られている方は、「バイク保険」にきちんと加入されていますか。

「バイク保険」はとても必要性の高い保険です。
「バイク保険」に加入していないと、事故を起こした場合に、巨額の損害賠償を負って生活が破綻してしまう可能性もあります。

「自賠責保険に入っていれば大丈夫だろう」
「バイク保険」には入った方がいいのかな」

「バイク保険」とは、

バイクに乗っている最中に事故に遭った場合、相手に対して負った損害賠償や自分が負ったケガや後遺障害、
自分のバイクの修理費用などを補償してくれる保険です。
「バイク保険」は任意保険ですので、加入が強制である自賠責保険とは違って、加入するかどうかは自由です。

基本的には自動車保険と同じような保険だと考えると分かりやすいですね。
バイクに乗る人にとって「バイク保険」が必須である理由は、強制加入の自賠責保険だけでは補償が不十分だからです。

自賠責保険では自分のケガや後遺障害にも備えられない
自賠責保険での補償範囲は、事故相手の死亡や後遺障害、ケガなどに限られており、保険金額も最高で4,000万円までです。

バイクで事故を起こした場合、数千万円〜数億円の損害賠償を負う可能性があるだけでなく、相手の物を壊した場合の補償もありません。
また、バイクは転倒しやすいだけでなく、自分を守るものはヘルメットとプロテクターのみですので、自動車と比較しても事故によってケガや後遺障害を負いやすい乗り物です。

しかし自賠責保険には、自分が負ったケガや後遺障害は補償されません。
「バイク保険」に加入していると、相手の身体や物に対する補償額が無制限にできるだけでなく、自分のケガや後遺障害にも備えられるため安心ですね。

それにもかかわらず、「バイク保険」に加入している人は、全体の4割ほどです。
自動車保険に加入している人が、全体の約8割以上であることを考えると、とても低い加入率です。

※出典:損害保険料率算出機構 自動車保険の概況(2018年版より)

https://manetatsu.com/2019/11/218341/