静岡新聞社社員に有罪判決 危険運転致傷 地裁沼津支部
11/5(火) 18:20配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191105-00000040-at_s-l22
沼津市で3月、交差点を高速で左折して停止車両に衝突し、2人にけがをさせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪に問われた静岡新聞社編集局社員水島重慶被告(28)=静岡市清水区=の判決公判で、静岡地裁沼津支部(此上恭平裁判官)は5日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
此上裁判官は判決理由で、衝突時の状況を「高速度で走行させ無謀かつ危険だった」と指摘。「自分勝手な犯行動機に酌むべき点はない」とした。一方で「犯行を認めて反省の態度を示している」と執行猶予の理由を説明した。
判決によると、水島被告は3月3日午後3時ごろ、沼津市大岡の国道414号で乗用車を運転中、時速55キロで交差点を左折。曲がりきれずに赤信号で停止していた乗用車2台に衝突し、男性2人に約2週間のけがを負わせるなど、計3台を巻き込む事故を起こした。
水島被告は当時、静岡新聞社東部総局編集部カメラマンとして勤務し、取材先から帰社する途中だった。