グラマンX-29の思い出
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前進翼機は珍しいが、X29が初めて採用したわけではない。
こうした設計の先駆けとなったのはドイツの爆撃機「ユンカースJu287」で、1944年に初飛行した。
設計担当者のハンス・ウォッケ氏は、そこで学んだことを小型ビジネスジェット「HBF320ハンザ」に応用。
同機は1964年に初飛行し、数十機が製造され、前進翼を備えた唯一の商用機となっている。
ただしハンザジェットで前進翼を取り入れた目的は、小さな胴体部を最大限に活用し、狭い機内で乗客のスペースを広げることだった。
https://www.cnn.co.jp/storage/2019/07/21/b0f133e5f1d49ce733d1de70276b8a74/hfb-320-hansa-jet-responsive.jpg
また、ハンザジェットの前進角がわずか数度だったのに比べ、X29では33度もある。
急角度を付けることで、安定性を犠牲にして機動性を手に入れた形だ。より素早い機動を行うためには、航空機は本質的に不安定でなければならない。
だが、後退翼の搭載には他にも直接的な効果があった。機体制御に不可欠な補助翼「エルロン」は翼端近くに搭載されており、通常の航空機が失速すると、たいていエルロンが最初に停止する。
主翼上の空気の流れ方が原因で失速は翼端から始まることが多いためだ。つまり、ただでさえ危険な状況で制御を失うことになる。
しかし前進翼では空気の流れが逆となり、このため胴体に近い位置で失速が始まる傾向にあり、エルロンの機能が長続きして、パイロットに必要な制御が可能となる。
https://www.cnn.co.jp/storage//2019/07/21/3a87213291e442a64475e7bfa2404390/35140179_002.jpg
ゲルザー氏によると、一部の戦闘機は失速後も巨大なエンジン推力を通じて飛行を継続できる。
問題は機体を制御できるかどうかだが、これはX29の登場まで不可能だった。
「X29は前進翼を備えつつポストストール(失速後)の環境を追い求めた唯一の航空機」だという。
特異な主翼形状はX29の技術者にとって別の問題も生み出した。
重量だ。逆向きの主翼には極度のねじれが加わるため、強化が必要となる。しかし主翼を金属製にした場合、重量超過の可能性があった。
そこで先進的な複合素材の使用で重さを抑えたが、これは今では軍民問わず標準的な仕様となっている。 >>1続き
X29は近未来的なデジタル式のフライバイワイヤも備えており、従来の手動制御に代えて電子インターフェースを使用していた。これも今となっては航空業界の常識だ。
2機のX29の製造を手掛けたのはグラマン社。F14やアポロ計画の月着陸船にかかわった防衛企業だ。
F5AやF16など既存の戦闘機の部品を活用するコスト削減策が奏功し、8700万ドル(現在の価値で約2億4500万ドル=約260億円)規模の契約を勝ち取った。
こうして生まれたX29は1984年から92年にかけて422回の研究任務で空を飛んだ。しかし、最も革新的な特徴は歴史に埋もれたままだ。
「利益が不利益を上回らなかった。だが同時に、ステルスが登場してジェット戦闘機に必須の機能になったという事情もある」(ゲルザー氏)
ステルスはレーダーに映らない飛行を可能にする。これによる優位性は非常に大きく、現代の多くの戦闘機は空中戦に最適化すらされていない。空中戦はめったになくなった。
https://www.cnn.co.jp/storage/2019/07/21/c58b6099d9d7485d4f5b84c6ef874a45/x-29-edwards-middle3.jpg
前進翼を時代遅れにしたもう一つの要因は推力偏向能力だ。
これはエンジンを物理的に動かして推力の向きを制御する能力のことで、失速時でも機動性を確保できる。
ゲルザー氏は「X29に可能だったことはほぼ全て、現代的な空力性能や推力偏向を備えたF22でこなせる」と指摘する。
それでも、X29は愛着を込めて記憶されている。「開発に参加した人からの評価は非常に高い。この奇妙な外観の飛行機に本当にほれ込んでいるんだ」 >>1続き
ただ、この種の機体はX29で最後ではなかった。X29の最終任務から5年後の1997年9月25日、ロシア空軍も自前の前進翼戦闘機Su47を飛行させた。
設計上の類似点や登場のタイミングから、X29に直接着想を得た可能性がうかがえる。
ただ、Su47はX29の倍近い大きさで、実験機というよりも完全な戦闘機に近い。それにもかかわらず一度も量産体制に入ることなく、1機のみの製造に終わった。
https://www.cnn.co.jp/storage/2019/07/21/a4e6193a599ebb2a3855af2e6f876b07/sukhoi-su-47-responsive.jpg
2015年には、ロシア企業が空軍への提供を念頭に小型前進翼戦闘機SR10の試験を開始した。
だが、果たして、NASAや米空軍の手による前進翼戦闘機を再び目にする日は来るだろうか。期待すべきではない、とグレザー氏は語る。
「中小企業による開発は目にするが、軍の大規模な製造設計業者の例はない。彼らがこのコンセプトに戻るには何か異例のことが必要だと思う」
終わり >>1
コックピットが計器だらけで流石に時代物って感じだ シンはX29よりT2CCVで来た方が盛り上がったと思う。 おれの新しい翼、グラマンX-29・・・
いや、中東においておまえは開発ナンバーから解き放たれる・・・ 確かに、空戦格闘戦能力の向上に前進翼は役立つのだろうが
ステルスには全力でマイナスになる以上、
現時点では廃れた技術とも言えるのだけど
ステルスが意味が無くなる時代がくるかもしれないし(量子レーダーの実用化とか)
レーダーで感知されて当たり前の距離まで近づく飛翔体…
例えばミサイルとかへの利用も考えられるから
技術の熟成に意味が無い訳でもない気がしない訳でもない 主翼が前進しているのではない。
胴体が後退しているのだ。 シン…戻ったら俺の部屋の電気を消しておいてくれよな。あと外付けHDDの破壊と引き出しの厨二詩集と押入れのTENGAの処分も頼む…。 >>19
結局、神崎(F/A-18)との最終決戦も F-5G(F-20) だったしな。 A10もそうだが
エリア88がらみは日本で知名度あがるな 最近の航空機を制御するソフトウェアは凄くて、うまくバランス取ればエンジン付けたジャガイモでも飛ばせることが出来るらしい 前進翼のせいか失速しやすいじゃじゃ馬だったが、機体と気持ちが通じ合えばあり得ない軌道が可能な名機だったな エースコンバットでやたらピーキーな挙動に仕上げられてて恍惚となった シンカザマってあと2万ドルの時に戦闘機売ったら日本に帰れたよね(´・ω・`) >>27
ちんぽ汁マシンガン
ビュッピューッビュッルルビュルルピュッビュッルルッビュルルピュッドピュドクピュルルピュリリ
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ビュッドクビュッピュッルルルルドクンピュッッピューッビューッピューッドピュドクンピュリリビューッ
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ドクピュッドクピュルルピュリリッビュッルルルルピューッピュルルピュルルドクンルルピュリリビュッ >>41
x-53のたわみ翼にしたら凄い動きしそう >>34
マッコイ爺さんに二束三文で買い叩かれて終わりじゃね?
>>38
ガス欠で脱出してだったかな。 >>38
燃料切れで乗り捨ててF-20に乗り換えた >>45
山の斜面をくり抜いた基地、離着陸が難し過ぎて死ねるし事故発生で全滅だわ >>23
タイガーシャークなんぞ、エリア88見なきゃ知らない奴がほとんどだろ。 これはじめて見た時、ダサくて大嫌いだったけど
これのボディーのベースってタイガーシャークなのなw
羽でこんだけイメージ変わるんだよな。 これのブースターつけて宇宙飛ぶゲームがあって艦隊戦ステージにハマってた時期があったわー
スホーイ47の方がデザイン的にはカッコいい ボリスの会に出てくる『牙』が未だにどういう兵器なのか理解できない
ゴルフ練習場みたいのが立ち上がってくるだけ? ∩(・∀・)∩いあ!すとらま!すとらま!
…素直に読むとスタルマだと思うんだが… 戦時中、敵戦闘機は全部グラマン機と呼んでたと祖父母が言ってたな Su-47はステルス性能皆無なのにエスコンのせいでステルス機と誤解されている 音速超えると衝撃波が機体後部中心に集中するん?
それをうまく制御して流せば更に加速できるんじゃね? マクロスΔで見た。
と言うか予想通りのエリア88スレ。 >>2
カナードと主翼を大きくして隙間なく
くっつけたら変形デルタ翼だな
そっちのほうが楽に作れそうだけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています