【テヘラン共同】1979年にイランで学生らが米国大使館を占拠して外交官らを人質に取った事件から40年となった4日、首都テヘランの旧大使館前で反米感情を扇動する集会が開かれた。経済制裁で圧力を強める米国に対し、イラン指導部は徹底的に抵抗する構えで、両国の対立が和らぐ兆しは見えない。
集会では、旧大使館前の道路を群衆が埋め、「米国に死を」のスローガンを連呼。米国との対話に反対するメッセージを描いたプラカードが掲げられた。星条旗を踏みつけて、米国への敵意をアピールする人もいた。
ただ、イランでは失業や物価高騰が深刻で、当局主導の集会への関心は高くない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191104-00000079-kyodonews-int