2020年用年賀はがきの販売が1日、全国一斉に始まった。八重山郵便局(西里博務局長)では同日午前9時から販売開始セレモニーを行い、竹の子の森保育園(小底弘子園長)の園児20人が元気いっぱいPRした。
ことしの全国当初発行枚数は前年度比2%減の23億5000万枚、沖縄県内の当初販売枚数は718万2000枚を予定。
ことしは首里城をあしらった沖縄県版寄付金付絵入りはがきが3年ぶりに発行されたほか、前年に引き続き、東京五輪マスコットが描かれた寄付金付きはがきや、スヌーピーやミッキーマウスのキャラクター年賀はがきが販売された。
また、お年玉くじ抽選の特等として東京五輪、パラリンピック大会の観戦ペアチケット、現金30万円などを用意するなど商品が充実している。
セレモニーでは園児らが元気いっぱい「パプリカ」のダンスを披露した後「字が書けるようになったので大切な人に年賀状を送りたい」とあいさつ。
西里局長とくす玉を割り販売開始をPRすると、園児らは早速窓口で年賀はがきを買い求めた。
上原美海ちゃん(6)は「ご飯をつくってくれるおばあちゃんにいつもありがとうって伝えたい。字が書けるので頑張って書く」と笑顔で話した。
西里局長は「年賀状は新年のごあいさつだけでなくビジネスツールとしても使える。日本独特の文化をビジネスチャンスとしてご利用いただければ」と呼び掛けた。
年賀はがきの引き受けは12月15日から始まる。
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