4教諭一斉休み、市教委「いじめ・パワハラなし」の判断
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191030-OYT1T50262/

奈良県大和郡山市の市立郡山南小学校で教諭4人が2学期が始まって以降に一度も出勤していない問題があり、
4人は30日、読売新聞などの取材に応じ、「他の教諭や管理職によるいじめやパワハラがあり、体調を崩した」と訴えた。

4人は2〜3年生の学級担任を務める男女(20〜50歳代)。管理職を含む6人から暴言などの被害を受けたと主張し、
うち20歳代の女性教諭は昨年6月頃から、同じ学年の担任の50歳代女性に「秘書」と呼ばれて雑務を押し付けられたり、
無視されたりしたという。いずれも医師から3〜4か月の休養が必要と診断されたとしている。

また、4人は8月末の職員会議で職場環境の改善を求めたほか、大和郡山市以外の学校への異動を県人事委員会に要求したという。

児童らに対しては「子どもたちの夢を見ることもある」「一緒にやりたいことがたくさんある」とし、「申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪した。

市教育委員会によると、4人の訴えを受けて同僚らに聞き取り調査し、
「いじめやパワハラはなかった」と判断しているといい、
4人の主張について市教委は「体調の回復を待って話を聞き、新事実が出れば調査する」とコメントした