今、滋賀県の琵琶湖の景色を一変させるほど繁殖している外来生物がいます。南米原産の植物「ナガエツルノゲイトウ」。一見すると普通の雑草に見えるのですが、驚異的な繁殖力を持っています。本来は考えられない理由で、琵琶湖を北上し生息エリアを急激に拡大していて、生態系への影響も懸念されています。
琵琶湖を北上中「ナガエツルノゲイトウ」
滋賀県琵琶湖環境部 中井克樹主幹
滋賀県・琵琶湖。豊かな水源には1000種を超える様々な生物が共存しています。2019年10月10日、取材班は異変が起きているという現場を滋賀県の琵琶湖環境部の中井克樹主幹と訪れました。水路にさしかかったその時…
水面を覆いつくす緑色の植物。街へと繋がる水路が半分以上植物で覆われていました。南米原産の「ナガエツルノゲイトウ」は繁殖力が極めて強く、環境省が「特定外来生物」に指定しています。水中にカメラを入れてみると…根をびっしりと張り巡らせているのがわかりました。
Qこれは何か月でこんな状態に?
「4月に生えていたので駆除したが、今回見たらこんな感じで…半年でこんなことに…」(滋賀県琵琶湖環境部 中井克樹主幹)
いかそ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00010001-mbsnews-sctch