https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191023-00034726-hankyoreh-kr
朝日新聞の松井やよりとともに 国際女性法廷で世紀の判決引き出す
12カ国の女性犠牲者慰霊碑建てる韓日超えた戦時性犯罪の普遍性強調
「日本に騙されて連れてこられた朝鮮半島の女性たち 被害者の同意なき国家首脳間の合意 解決でも何でもないと思う」
「植民地支配を受けた韓国人が慰安婦問題を民族問題として受け取るのも当然だと思います。しかし、これは女性と戦争の問題です」。
韓国人にとって日本軍「慰安婦」問題とは、日帝の残酷な36年の植民統治の苦痛を告発する代表的な「歴史的象徴」だ。
しかし、日本で長い間慰安婦問題を研究しながら現実に関わってきた女性運動家である早稲田大学の中原道子名誉教授
(「戦争と女性への暴力」リサーチアクションセンター共同代表)が強調するのは「戦時における女性に対する犯罪」という慰安婦問題の普遍性だ。
中原さんは、東北アジア歴史財団の招きで22日に開かれた「2000年女性国際法廷」19周年記念コンサートに参加するため21日に訪韓し、
ハンギョレのインタビューに応じた。
「私はもともとマレーシア史を研究する学者です。1990年代に日本で慰安婦問題の集会を開いたのですが、
マレーシアの記者に集会を取材してみろと勧めたんです。その記事がちょうど現地の新聞の1面に掲載されて、
マレーシアでも慰安婦問題に関心を持つようになります。そんな中でロザリン・ソウという被害者を支援しつつ、
慰安婦問題に関わるようになりました。おばあさんに会ってお茶を飲み、食事をして親しくなった後、私の『おばあさん』になってほしいと言いました。
それが私と慰安婦問題の始まりです」。