「北朝鮮のホテルでカーテン・窓開けたまま外出、部屋に戻ったら閉められていた」

北朝鮮でW杯予選出場選手が告白…2年前の女子代表も疑惑提起

ラフプレー相次ぎサッカーファン激怒「これでも南北五輪やるのか」

 サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア予選のため先日訪朝した韓国代表選手たちから、ホテルの部屋で北朝鮮当局に盗聴されたという話が飛び出した。

 韓国代表チームのDF権敬原(クォン・ギョンウォン、27)=全北現代モータース=は20日、浦項スティーラースと行ったKリーグのホームゲーム直後、
記者らに「正直言って盗聴された。不思議な感じがした」と語った。韓国代表チームは14日に平壌順安空港に到着、翌日北朝鮮とW杯アジア2次予選(0−0で引き分け)を行ったが、
2泊3日間にわたり平壌市内の高麗ホテルに滞在した。権敬原は「(試合当日の午前)ホテルの部屋でカーテンを開け、窓を開いて外を見ながら話をした。昼食を済ませて戻ってくると、
カーテンが開かないようにしっかり止められていて驚いた。(これをきっかけに)同じ部屋だった英権先輩(金英権〈キム・ヨングォン、29〉=ガンバ大阪=)とお互い言葉に気をつけることにした」と語った。

 

ラフプレーに続き、盗聴疑惑まで浮上したことから、ネット上には怒りの声が寄せられている。
ポータルサイト「ネイバー」ユーザー約3500人が権敬原のインタビュー記事に「怒っています」というアイコンをクリックした。
コメントも1300件以上寄せられている。「これでも(大統領は)南北五輪共催などと言っている」など、北朝鮮や韓国政府への批判が主だ。

 サッカー・コミュニティー・サイト「fmkorea」にも、「これではただの拉致ではないか」
「部屋の中でつい変なことを言ってしまったら、すぐに連れて行かれるのは目に見えている状況だ」といった批判コメントが相次いでいる。あるネットユーザーは「来年のホームゲームの時、


 

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/22/2019102280033.html
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/10/22 09:51