小泉進次郎環境相は19日、水俣病犠牲者の慰霊式に出席した後、被害者団体と懇談した。
「環境省は水俣病をきっかけに立ち上がった組織。心を砕いていく」と述べたが、
具体的な施策に言及はなく、被害者側から
「歯切れが良いだけ。何も言っていない」と落胆の声が相次いだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191019-00000092-kyodonews-pol
 懇談では、高齢化する被害者への福祉サービスの充実や、
不知火海沿岸の住民の健康調査を求める意見が続出した。
被害者の会の中山裕二事務局長(65)は「調査を求め続けたこの10年間に多くの人が亡くなった。
環境省は被害者が死ぬのを待っているのか」と怒りをぶつけた。