高市早苗総務相は18日、秋季例大祭が行われている東京・九段北の靖国神社を参拝した。
参拝後、記者団に玉串料を私費で納めたと明らかにし、「国策に殉じられた方に敬意を表するのは普通になされている。外交問題にされるべきでない」と語った。
今回の例大祭に合わせた閣僚参拝は、17日の衛藤晟一沖縄・北方担当相に続き2人目。複数の閣僚が春秋の例大祭や終戦の日に参拝するのは、2016年秋以来3年ぶり。
また、超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)の計98人が18日、集団で参拝した。政府からは加藤寛治副農相と政務官5人が参加した。
安倍晋三首相は真榊(まさかき)と呼ばれる供え物を奉納したが、参拝は見送る方針。
尾辻氏は参拝後の記者会見で、首相の参拝見送りについて「台風19号被害の復旧作業を優先しなさいというのが、ご英霊のお気持ちではないか」と述べた。【竹地広憲、古川宗】
https://mainichi.jp/articles/20191018/k00/00m/010/204000c
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