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泥酔状態で車を運転した末に新聞配達員の男性をはね、死亡させた罪に問われた男に、大阪地方裁判所は懲役9年を言い渡しました。
大澤拓馬被告(32)は今年4月、豊中市で飲酒運転をしたうえ、時速82キロで赤信号の交差点に突っ込んでミニバイクをはね、新聞配達の仕事に向かう高津喜代二さん(当時45)を死亡させた、危険運転致死の罪に問われています。
これまでの裁判で、大澤被告は起訴内容を認めていました。
判決で、大阪地裁(森島聡裁判長)は「酒を飲まないように注意されていたのに、車内で飲酒したあと、居酒屋まで飲酒運転したばかりか、歩行困難になるほど大量の酒を飲んだ」と指摘しました。
そのうえで「蛇行運転して赤信号の交差点に侵入し落ち度が無い被害者を即死させた。遺族が受けた精神的打撃は計り知れない」として、大澤被告に懲役9年を言い渡しました。
※高津さんの「高」は「はしごだか」です