インコ虐待の男に判決 動画投稿、名古屋簡裁
飼っていたインコを虐待したとして、動物愛護法違反の罪に問われた無職、坂野嘉彦被告(34)に、
名古屋簡裁(上杉誌朗裁判官)は18日、判決を言い渡す。
求刑は罰金20万円。坂野被告はインターネット上に虐待の様子を撮影した動画を投稿。
愛鳥家らの相談を受けた愛知県警が7月に逮捕し、名古屋区検は同罪で略式起訴したが、
簡裁が「略式不相当」と判断、正式裁判になっていた。
坂野被告は起訴内容を認め、検察側は公判で、被告が今年4月にペット禁止の寮でインコを飼い始めたが、
鳴きやまないのに腹を立て、虐待に及んだと指摘した。
起訴状によると、坂野被告は6月22日、名古屋市中村区の当時の自宅で、インコ1羽にコンドームを
かぶせ身動きできないようにし、棒を押しつけるなどして虐待したとしている。インコはその後、衰弱して死んだ。
https://www.sankei.com/affairs/news/191018/afr1910180003-n1.html