臨時国会が召集され、予算委員会などで本格的審議が始まった。あきれたのは、日米貿易協定や消費税増税の影響、関西電力幹部の金品受領問題など、議論すべきことは山積しているのに、立憲民主党系野党が、また森友・加計問題を取り上げていたことだ。
一昨年から、あれだけの時間を使って国会で追及しながら、まだ「選挙目当ての印象操作」を続けるつもりなのか。国民も辟易している。
こうしたなか、詐欺罪などで公判中の学校法人「森友学園」の前理事長、籠池泰典被告の長男、佳茂(よししげ)氏が、ツイッターで森友問題の舞台裏について、連日発信している。著書『籠池家を囲むこんな人たち』(青林堂)も出版した。
佳茂氏はツイッターや著書で「森友騒動は、左翼側の破壊工作であることは事実」「捏造報道による愛国教育潰しと、倒閣運動だった」「(自分を)国会に呼んでください。国会で森友問題の真相を全て話します。私を呼べば不毛な議論は終わる」と発信している。
ぜひ、立憲民主党系野党は逃げずに、佳茂氏を国会に呼ぶべきだ。(大阪市長、日本維新の会代表・松井一郎)
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191017/pol1910170001-n1.html