世田谷を馬車でご案内 ２０日から馬事公苑周辺４駅
2019年10月6日
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世田谷区で五日、住宅街や商店街といった街中を走る「まちなか観光馬車」の運行が始まった。
二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの馬術競技会場となるＪＲＡ馬事公苑が上用賀にあり、
馬にゆかりのある世田谷を身近に感じてもらおうと企画された。運行は来年三月まで。 （岩岡千景）
出発セレモニーが世田谷駅前のコミュニティースペース「まちもりカフェ」で行われ、
保坂展人区長が「思いきり楽しんでください」とあいさつ。
六人を乗せた馬車は、まちもりカフェと世田谷八幡宮の間を往復するなどした。
この日は計約十一キロ走り、家族連れら計約六十人が馬車による区内観光を楽しんだ。
馬車を引いたのは山梨県の牧場から来た十歳のメスの幸（さち）。
来年放送のＮＨＫ大河ドラマ「麒麟（きりん）がくる」や映画「るろうに剣心」など
数々のドラマや映画に出演している。
黒く美しい顔や体を、集まった子どもらがそっと触ったり、携帯で撮影したりしていた。
馬車は今後、馬事公苑に近い四駅の周辺で運行する。二十日に用賀駅、
十一月十六日に桜新町駅、同十七日に経堂駅、来年三月二十九日に千歳船橋駅で、
午前十時〜午後四時に予定されている。
乗車は、事前に申し込み用紙を区の観光情報サイト「エンジョイ！ＳＥＴＡＧＡＹＡ」から
ダウンロードするか、太子堂の三軒茶屋観光案内所で入手、
または世田谷まちなか観光交流協会事務局＝電０３（３４１１）６７１５＝から電話で取り寄せる。
送り先は用紙に記載されている。申し込み多数の場合は抽選。
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