増田惠子さん、一日署長に「交通マナー見直して」
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夕暮れ時の交通事故を防ごうと「秋の全国交通安全運動」が２１日から始まる。静岡県内は事故件数、死傷者数共に減少傾向にあるが、日没が早まる９〜１０月にかけて、夕方を中心に事故が増える傾向にあり、県警と市町が街頭での警戒を強化する。３０日まで。
静岡中央署は２０日、静岡市出身の歌手で「ピンク・レディー」の増田惠子さんを一日署長に任命した。葵区で行われた出発式では同署の武村和典署長が「早めの点灯と反射材の着用をお願いしたい」と呼びかけた。
増田さんも「交通マナーを見直して心地よい暮らしを続けられるようにしよう」と話し、署員らとともに通行人に反射材などを配った。
東名高速道路静岡インターチェンジ付近では同日、交通機動隊と高速隊が出発式を行い、警察官約５０人が参加した。
県警の岡野津代志交通部長が「白バイとパトカーの機動力を生かした指導取り締まりを行っていく」と訓示し、白バイ３０台とパトカー８台が一斉にパトロールへ向かった。
県警によると、県内の人身事故件数は１９日現在、１万７７９８件（前年同期比２２２０件減）で死者は６６人（同３人減）となっている。
