台風15号が関東を直撃してから既に10日が経った。
特に千葉県では、瓦が飛ぶなどの家屋の損傷をはじめ、電柱の倒壊や倒木など、いまだに復旧できていないところも多い。
現在でも一部地域では、台風直後からの停電が続いている。

この状況を少しでも手助けしようと、全国から炊き出しや片づけなどの支援に、企業や個人にかかわらず多くのボランティアが千葉に集まっている。

そのひとつが日本航空で、普段は航空機の翼に付着した雪や氷を溶かしたり、再氷結を防ぐための防除雪氷液をかける作業などに使っている除雪作業車を12日と13日に派遣した。
驚くべきはその使い方。その車を活用して温かいお湯を提供し入浴支援をしたのだ。
普段とは異なる使い方に、ネット上では柔軟な発想だなどと話題となっている。

まずその車両を見てほしい。こちらだ!
https://www.fnn.jp/image/program/00048218HDK?n=11&;s=nc

正式名称は「DEICING CAR(デアイシングカー)」で、その見た目から通称として「ELEPHANT」とも呼ばれているという。
この車両1台で、最大70度のお湯を4,000リットルまで作ることができる。

しかしなぜ、今回このような活用方法を思いついたのだろうか?
また、支援する過程で大変だったことはあったのか? JALの担当者に話を聞いた。

(後略)
https://www.fnn.jp/posts/00048218HDK/201909181700_FNNjpeditorsroom_HDK