アメリカ・アラスカ州の高校生の水泳選手が、9月6日に開かれた地区のシーズン戦で、100メートル・クロール競技で優勝した。
しかし、プールを上がった直後、失格を言い渡された。
彼女の着ていた水着が国内基準に照らし合わせ、「ルール違反」だったというのだ。
州大会でも活躍する、アンカレッジにある高校の17歳の水泳選手は競技の際、他のチームメイト同様に学校指定の水着を着ていた。
それにも関わらず、彼女だけが失格判定を受けた。
大会時に現場にいた審判は、他の審判が下した失格判定は、「選手のお尻が過度に露出していた」ことが理由だとAnchorage Daily Newsに話した。
この判定を下した審判の名前は公表されておらず、選手も未成年の為、ハフポストは名前を公表しない。
学校区は声明で、「アンカレッジ学校区は9月6日に水泳大会で発生した生徒アスリートの失格判定について、再調査をしています」
「今回の失格判定に関する全ての事実を収集し、関係者と議論し、この選手や彼女の仲間にとって、公平で衡平な大会、
そして一貫性のあるルールの適用に必要な措置を行います」と述べた。
学校区はローカルメディアKTUUの取材に対し、同選手が着用した水着は学校区のルールを順守している、
とし、彼女は今シーズン同水着をすでに3回着用しているが、これまで失格になったことはないと話した。
議論の中心となっている選手の妹もスイムチームに所属しており、過去に同様の体型批判を受けたことがあるという。
ランフォード氏は、同チームに所属するチームメイトの親たちが、「うちの息子たちのために、しっかり体を覆うべき」と話していたのが聞かれていた、と綴っている。
ランフォード氏によると、昨年には、チームの他の親が、水着を着用した同選手のお尻の写真を撮影し、同選手が不適切な水着を着ている、と他の親にメールしていたという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00010002-huffpost-int
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