ホンダの新型電気自動車「e」の量産モデルが、ドイツで開催中のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアとなった。
ドイツでの車両価格は2万9470ユーロがエントリー、日本円換算 約353万円と、EVとしては比較的低価格に仕上げられた。モーターの出力は100kW。
上位グレードのアドバンスは出力113kWモーターが搭載され、車両価格は3万2470ユーロ、約389万円に設定された。
これまでプレミアムカーだけが装備してきたようなポップアウト式ドアハンドルが採用される。
サイドミラーはカメラ式で、側面の突起物が最小限に抑えられており、近未来的なイメージに仕上げられた。
一方で、丸みのあるヘッドランプデザインや2ボックスハッチバックカーのスタイルは、N360をモチーフとしたレトロなデザインを採用。
加速性能は0-100km/hで約8秒とまずまず。
バッテリー容量は35.5kWh、最大航続距離は220kmと日常的な短距離移動をこなす。
それでも、30分で80%の急速充電に対応する。
欧州の中でも先行してプレオーダーを受け付けてきた英国、ドイツ、フランス、ノルウェーの4カ国で、2020年夏のデリバリー開始が予告された。
https://car-research.jp/honda/honda-e-2.html
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