関東三大祭りに数えられる「石岡のおまつり」が14日、茨城県石岡市の中心市街地で始まり、大勢の見物客でにぎわった。16日まで。
常陸国総社宮の例大祭として8世紀ごろに始まり、江戸時代に五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを願う庶民の祭りとして広まった。
県無形民俗文化財指定の「石岡囃子(ばやし)」に合わせ、移動式の小屋が付いた珍しい「幌(ほろ)獅子」などが練り歩いた。
笛や太鼓が鳴り響く中、幌獅子やみこし、豪華な山車など40数台が登場して市内を巡行。
こうしたまつりの見どころをスマートフォンなどで位置確認できる「山車・幌獅子位置情報配信」もあり、今年は増加する外国人の訪日旅行(インバウンド)に対応するため英語版も導入した。
旅行中の米国人女性、ジェニファー・ライアンさん(27)は「最高の祭りだ。2週間の日本滞在でいい経験ができた。明日帰国するが、また幌獅子たちに会いにきたい」と話していた。
https://www.sankei.com/life/news/190914/lif1909140030-n1.html
https://www.sankei.com/images/news/190914/lif1909140030-p1.jpg
https://www.sankei.com/images/news/190914/lif1909140030-p2.jpg
https://www.sankei.com/images/news/190914/lif1909140030-p3.jpg