こんな時にやるのか・投票できない…停電の君津、あす市議選告示
2019/09/14 12:38
千葉県君津市議選(定数22)が15日、告示される。
市内では台風15号による大規模な停電と断水が続いており、
市民からは「投票に行きたくても行けない」などと戸惑いの声が上がる。
市選挙管理委員会事務局の職員や立候補予定者らも対応に頭を悩ませる。
公職選挙法の規定で延期はできず、投開票は22日に行われる。
13日には現職議員17人が連名で、市長と市選管に対し、
選挙を先に延ばすよう求める要望書を提出した。
市議の任期満了は今月27日で、公選法上、それまでに選挙を行わなければならない。
阪神大震災や東日本大震災の際は、国の特例法で被災自治体議員らの任期を延長し、
選挙を延期した例はあるが、今回は難しいという。
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20190914-OYT1T50145/
停電続き、ポスター掲示板が破損…君津市議選、あす告示
2019年9月14日10時50分
東京電力パワーグリッドによると、13日午後7時時点の市内の停電件数は
約1万2300戸で、市内の世帯数の約3分の1にあたる。
農業用ハウス、施設の倒壊などにより、甚大な農業被害の広がりも予想される。
日常生活もままならず、片付けに追われる農業者も多い。
市選管によると、市議選のポスター掲示場計205カ所のうち85カ所が暴風雨で破損した。
現在、撤去や新たな掲示場設置作業に追われている。
告示日翌日の16日から投票日前日の21日まで、市内5カ所で期日前投票を受け付けるが、
清和公民館と上総地域交流センターは電気も電話も通じていないため、
発電機を用意したり、衛星電話を使用したりして対応するという。
https://www.asahi.com/articles/ASM9F5JV9M9FUDCB013.html