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ハリウッド俳優のブラッド・ピッド(55)が12日、東京都江東区の日本科学未来館で、主演と製作を務めた映画「アド・アストラ」(20日公開)の記者会見を開いた。
ゲストの毛利衛館長(71)、山崎直子さん(48)の2人の宇宙飛行士から映画を絶賛され、顔をほころばせた。
同作は、宇宙で知的生命体の探索中に行方不明になった父親を探す主人公の旅を描いた作品。ブラピは俳優のキャリアで初めて宇宙飛行士役を演じた。
ブラピは「本物の登場です」と2人を紹介。
映画を見た毛利さんは「父を思う子を演じ、また宇宙でのミッションを演じた表情がとても繊細で、本物以上だった。すごい俳優です」と手放しで評価。山崎さんも「何度も見たい!そしてブラッド・ピットさんが本当に宇宙にいる姿も」とべた褒めした。
それに気を良くしたのか、ブラピは「宇宙から見た地球はどうでしたか」「また宇宙に行きたいですか」と2人を質問攻めに。毛利さんは「地球は誰が見ても美しい。そのことを伝えるのが私のミッションです」と語ると、ブラピも大きくうなずいた。
9月12日は、毛利さんが1992年に日本人として初めてスペースシャトルに搭乗して宇宙に出発した日で、「宇宙の日」に定められている。
同館には地球を模した直径6メートルの「ジオ・コスモス」が展示されており、まるで宇宙空間にいるような雰囲気の記者会見で、ブラピは「ワオ、クール!」と終始ご機嫌。
本作の撮影について「昼は俳優、朝夕はプロデューサー。挑戦の毎日だった」と振り返った。