夏の自由研究で京アニ応援 小6女子「風化させない」
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/09/10/20190910k0000m040030000p/7.jpg?1
京都アニメーションを応援する高校生たちを取材し模造紙にまとめ、事件現場近くの献花台を訪れた大塚心花さん=京都市伏見区で8月21日
衝撃的な放火殺人事件をきっかけに、京都アニメーションを夏休みの自由研究のテーマに選んだ小学生がいる。「事件を風化させてはいけない」。京都市左京区のノートルダム学院小6年、大塚心花(こはな)さん(11)は、京アニを応援する高校生たちの活躍を取材し、1枚の大きな模造紙にまとめた。
大塚さんの両親は医療従事者。多数の死傷者が出た7月18日から、事件が一家の話題の中心になった。母あゆみさん(42)は「娘の小学校にもご遺族、治療中の方など関係者がいるかも」と自由研究のテーマにするのに慎重だったが、最後は娘の意思を尊重した。
中心に取り上げたのは、夏の甲子園大会に出場した立命館宇治高(京都府宇治市)の吹奏楽部。宇治を舞台に…