重陽の節句の9月9日、世界遺産の京都の上賀茂神社では、カラスのしぐさや鳴き声をまねて、無病息災などを祈る「烏相撲(からすずもう)」が行われました。
京都市北区の上賀茂神社で毎年9月9日の重陽の節句に行われる「烏相撲」は、神様が姿を変えたとされる「八咫烏(やたがらす)」が神武天皇の軍勢を勝利に導いたという故事
に由来する神事です。
境内に設けられた円すい形の砂の山の前で、地元の保存会の2人が、カラスのように、ぴょんぴょんと横に跳びはね、弓や刀を立てかけました。
そして、その場に座り込んで「カーカーカー」「コーコーコー」と互いに鳴きあい、無病息災や五穀豊じょうを祈りました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190909/2000019969.html