新たな熱帯低気圧が発生へ

タイトル画像で雲の様子をみると、関東付近には台風15号があり、また九州の西にも小さな
熱帯低気圧がありますが、これは今後朝鮮半島方面へ進む見込みです。

一方、日本のはるか南の海上にはたくさんの雲が湧き上がっており、きょう午前3時の実況
天気図をみると、この付近で気象庁は低圧部を解析しています。

低圧部とは周囲よりは気圧が低いものの、中心が特定できないもの。
この中心がまとまって特定できるようになると熱帯低気圧となりますが、今夜9時の
予想天気図ではその低圧部の中心がまとまり、熱帯低気圧(TDマーク)が発生する予想です。
いわば新たな台風の卵の発生です。

あす火曜日午後9時の予想天気図をみると、この熱帯低気圧がさらに発達し、中心の気圧は
1000hPaと予想されています。

フィリピンの東でこの時期、このような熱帯低気圧が発生すれば、あとは台風になるばかり
という感じもしますが、まだ気象庁からは台風に発達する云々の予想は出ていません。

しかしながら種々の計算では、今後台風となり、今週末からの3連休に沖縄を中心とした日本
付近に影響する計算も出始めていますので、今後の動向に注意が必要です。

https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20190909-00141841/