香港株大幅高、ハンセン3.9%高で終了−逃亡犯条例改正案撤回に期待
Bloomberg News
2019年9月4日 15:39 JST
更新日時 2019年9月4日 18:01 JST
→ MSCI香港指数、5.4%高−2011年10月以来の大きな上昇率
→ ハンセン不動産指数は7.4%高−サンフンカイや新世界発展が上昇
4日の香港株式相場は大幅高。林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が「逃亡犯条例」改正案を正式撤回するとの
報道を好感した。
MSCI香港指数は5.4%高と、2011年10月以来の大きな上昇率。ハンセン指数は3.9%高で終了した。
不動産株が上げを主導した。香港ドルも一時0.08%高となった。
林鄭長官が逃亡犯条例改正案を撤回すると香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が
伝えたほか、中国語紙の東方日報は最近の出来事を調べるため調査委員会の設置を同長官が提案していると報じた。
ハンセン不動産指数は7.4%高。サンフンカイ・プロパティーズ(新鴻基地産発展)は9.8%高と、
09年以来の大きな上げ。ニューワールド・デベロップメント(新世界発展)の上昇率は10%を超えた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-04/PXANT36K50XS01