原英史
篠原孝議員の誹謗中傷に対する訴訟提起について

篠原孝・衆議院議員(国民民主党、長野一区)が私に対する事実無根の誹謗中傷を行っていた件につき、訴状の準備が整ったので、9月4日、東京地裁に訴状を提出する。

(参考)篠原孝議員のブログ記事(7月17日公表):
「国家戦略特区は安倍政権による新たな『利権』を生むだけ−『政僚』原英史の跋扈を許す制度は廃止すべし−」
http://www.shinohara21.com/blog/archives/2019/07/index.php
https://blogos.com/article/391858/

篠原議員のブログ記事は、6月以来の毎日新聞記事が真実であると一方的に断定したうえ、毎日新聞にも記載のない虚偽を上乗せし、私が特区WGの地位を利用して「懐を肥やしている」、その見返りとして規制改革を進めたなどと虚偽を並べ立てている。

さらに、「いかがわしい」「悪辣」「利権有識者の跋扈」などの言葉を用い、私を激しく誹謗中傷、人格否定する内容だ。
断じて許すことはできない。

7月30日付で抗議書を送付し、謝罪・訂正を求めたが、対応いただけなかった。
篠原議員から回答書面をいただいたが、謝罪・訂正が含まれないばかりか、以下のような内容だった。

・ブログに記載した内容が、「貴殿に対する回答人の評価であり意見」である、
・「貴殿の社会的評価は、貴殿がワーキンググループで行った行動が逐一明らかにならなければ判断できないと言うべき」であり、「貴殿はワーキンググループにおける行動を明らかにし、政策決定に果たした自らの役割を明らかにして社会の評価を待つべきです。」

事実無根の誹謗中傷をしておいて、文句があるなら自分の行動を「逐一明らかに」せよ、ということだ。開いた口がふさがらない。
国会議員には他人を自由に誹謗中傷する特権があり、誹謗中傷された側が説明責任を負うなどと考えているならば、恐るべき大間違いだ。

今回の事案は、国会院内の発言でなく、国会議員の免責特権とも関係ないので、法廷で責任を追及する。ブログ記事の記載が真実であることの立証責任は篠原議員が負う。
加えて、国会院内であればこのような悪質な誹謗中傷が許されかねないことも、問題でないかと思う。並行して、免責特権のあり方についても問題提起を行っていきたい。

https://www.facebook.com/eiji.hara.7127/posts/417338625558375