道職員採用試験、受験者342人減 併願不可の日程が影響か
道が今春行った職員採用試験(大卒程度の事務職)の受験者数は1367人で、昨春より342人少なかった。
近年は6割程度で推移していた内定辞退率を下げるため、札幌市や他府県と同じ「統一試験日」に試験を実施した影響とみられる。
道は8月に296人に内定を通知し、辞退率が50%程度に下がると見込んでいる。
道は春採用の試験について、受験者を確保するため2013年度から、
試験日程を統一試験日と重ならないようにし、18年度は受験者が05年度以降で最多の1709人にまで増えた。
その一方で、道の内定を断る学生が続出。
内定辞退率は17年度は過去最多の64・2%、18年度も59・9%に達した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/340798/