管理対象のフッ化水素を生産する森田化学工業の森田康夫社長は8日、
日本経済新聞社の取材で管理強化により「日本企業のシェアが下がりかねない」と危機感を表明。
年内に中国でフッ化水素工場を稼働させる計画も明らかにした。

――日本国外での生産も必要となりそうです。
「年内に中国浙江省の工場で、高純度フッ化水素の生産を始める。
半導体生産が韓国から中国へシフトするのを見越し、2年前から進めていた計画だ。
工場は中国のフッ酸メーカー浙江三美化工との合弁会社で、今回の設備投資額100億円を折半で負担する」
「韓国への輸出が19年いっぱい滞ることはないと思うが、中国から韓国へ送ることもできるようになる」

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48374620Y9A800C1000000/