【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は、英国の欧州連合(EU)離脱期限となる10月末より前に、
英国と結んだ2国間自由貿易協定(FTA)の国会での批准同意手続きを終える方針だ。
同部は2日、国会の産業通商資源中小ベンチャー企業委員会の
全体会議にこうした内容の報告書を提出した。
韓国政府は2016年6月の英国のEU離脱決定を受け、韓英間の通商関係の断絶を防ぎ、
連続性を保つため、英国との2国間FTA締結を推進してきた。両国は協議の末、
今年6月にFTA交渉の原則的妥結を宣言し、8月22日にFTA協定文に正式署名した。
韓英FTAは従来の韓・EUのFTAと同水準の特恵貿易関係を維持するため、
韓国企業は英国のEU離脱による不確実性がなくなり、英国との貿易・投資活動をこれまで通り行える。
特に、アジア諸国のうち英国とFTAを結んだ国は韓国が唯一で、英国が10月末に何の取り決めもないまま
EUから離脱する「合意なき離脱」が現実のものになった場合、競合国に対する比較優位が期待される。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190902001300882?section=economy/index
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