中国が却下、逃亡犯条例改正取り下げの香港行政長官提案−ロイター

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官はこの夏、争点となっている「逃亡犯条例」改正案の取り下げを中国政府に提案したが、中国政府はこれを却下したと、ロイター通信が30日報じた。

  中国政府は同時に、抗議参加者らの他のいかなる要求にも応じないよう林鄭長官に命じた。ロイターは事情を直接知る関係者3人の話を基に報じた。

  林鄭長官は抗議参加者の5つの主要な要求を検証した報告書を中国政府に提出し、改正案の取り下げが香港の政治危機を緩和するのに役立つ可能性があるとの見解だったという。


https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-30/PX1E486K50XV01